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古事記にもある男女関係の呪縛

イザナキとイザナミの2人の神は、セックスをして国々を生もうとする。最初に生まれた水蛭子(ひるこ)。次に生まれた子も正常ではなかった。2人の神は、女神の方から先に声を掛けたのが良くなかったのだと思って婚姻のやり直しをし、改めて男神のほうから声を掛けて、セックスしたら上手く国を作ることができた。

有名な古事記の記述です。

女性のほうから男性に声をかけて交際がスタートした場合は、恋愛が幸せな結婚や妊娠・出産に結びつかないことが多いとする記載は、古今東西いろんな書物に書かれています。米国の心理学者の統計を駆使した著作でも、同じようなことが書いてあったこともありました。

このような書物に女性は、ずいぶん縛られてきたと思います。

しかし、恋愛の快楽が多くの場合数年で終わるもので、妊娠・出産や子育ては、最低10年くらいは続きます。
女性は、この子育てという10年に渡る苦行に主体的にコミットメントできるが、男性は、自分がその生殖の発案者であるという客観的な強烈な認識がないと、子育てにコミットすることができないという風にも読むことができます。

ですから、生殖を目的としない恋愛の場合は、どちらから声を掛けて恋愛関係に至って、その恋愛の継続確率は変わらないと思われます。
また、当初は生殖を目的としない恋愛でも結果的に生殖をしてしまうこともよくあります。

ですから、すてきだなと思う異性(最近は異性でない場合もある)が現れたら、ダメもとで自分のほうから誘い、なるべく誘う回数を増やしたほうが恋愛の成功確率が上がります。これって数学的には当たり前ですよね。

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関口 由紀

関口 由紀

研究員番号: 1

神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本性機能学会認定専門医、日本排尿機能学会認定専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医、医学博士、経営学修士。 女性医療クリニックLUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。

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