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生理中の体調不良は当たり前?

生理は、排卵後に厚くなった子宮内膜がビリビリと剥がれて、腟口から出てくる現象で、妊娠可能な年齢の女性に起こります。

剥がれた子宮内腔表面からは出血します。

出血量が多いと、血液は固まりますからボコボコした塊がでてきます。

ですから血の塊がたくさん出てくる人は、貧血になっている場合があります。

卵が排卵された後に、卵巣内にできる黄体が作る黄体ホルモンの分泌がよいと、子宮内膜が厚くなります。
子宮内膜が厚いほうが、卵が子宮内膜に着床しやすくなるんです。

一方、子宮内膜が厚いと生理の出血量は増加して、出血している間におこる下腹部痛の持続時間も長くなります。

さらに、出血量が多くなると、貧血にもなるのでフラフラします。

さらに、皮膚の弱い人は、紙パットと古い血液の影響で、フェムゾーン(腟と外陰)の炎症が起こり痒みや痛みもでます。

つまり、生理の時は体調が悪いのは当たり前なんです。

生理が苦にならないという人はいても、生理中楽しくてしかたないという女性はめったにいないでしょう。

生理があることのたった一つのメリットは、妊娠できる可能性があるということだけです。

ですから、妊娠したい時だけ生理を起こし、妊娠したくないときは生理をなるべく起こさないという方向に医学は進んでいます。

低容量ピルは、最近は3ヶ月に1回軽い生理を起こすものが主流になってきています。

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関口 由紀

関口 由紀

研究員番号: 1

神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本性機能学会認定専門医、日本排尿機能学会認定専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医、医学博士、経営学修士。 女性医療クリニックLUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。

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