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「骨粗しょう症」について詳しく解説していきます。②

各ステージにおける気を付けるべき症状

骨粗しょう症の診断

さて、今回は前回に引き続き「骨粗しょう症」の記事です。
前回は骨粗しょう症の症状とについて解説しているので、そちらもぜひご覧ください。

▶前回の記事を読む

【骨粗しょう症の診断】

診断は、進行しているとX線(レントゲン)検査で判るようになります。しかし重症でない場合は、骨密度検査が必要です。
さらに骨密度検査には、デキサ法(2重エネルギーX線吸収法)、超音波法、MD法、CT法といった方法がありますが、特に自分が骨粗しょう症になりやすいかどうかを知るためには、女性の場合は50歳の閉経前後にデキサ法の検査を受けることを強くお勧めします。
他の検査だと誤診断の確率が上がります。YAM値(若年成人平均値を100としたときに自分の骨量の割合を表す指標)が、現在もっともわかりやすい指標ですが、これが80%未満は要注意、70%以下に減ると骨粗しょう症と診断されます。

予防

骨粗しょう症は予防が大切な病気です。
まずは転ばないように注意するのが大事です。そのためには散歩だけではなく、定期的な下肢や体幹の筋肉トレーニングが必要です。散歩する時は、日光浴、顔は日焼け止めつけること推奨しますが、手足は出すことおすすめします。体内のビタミンDの合成を促すためです。
さらに筋肉の元である適量のタンパク質に加えてカルシウム、ビタミンD、ビタミンK、リン、マグネシウム等の骨代謝に必要なミネラルも意識して摂取します。タバコやアルコールは性ホルモンを下げて、骨粗しょう症を悪化させますので、控えるように努力しましょう。

クリニックや病院で骨密度低下ぎみと言われたらサプリメントも食生活に加えたいところです。さらに骨粗しょう症と診断されたら、内服薬や注射(最近6か月に1回程度の体に負担の少ない注射もあります。)を開始したほうよいでしょう。整形外科以外でも婦人科、女性外来、内科などで処方可能です。
しかし実際に骨折した場合は、それに応じた治療を整形外科で受けたほうがよいでしょう。

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関口 由紀

関口 由紀

研究員番号: 1

神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本性機能学会認定専門医、日本排尿機能学会認定専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医、医学博士、経営学修士。 女性医療クリニックLUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。

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