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GIBER(与える人)が騙されないためには

GIVE&TAKE (アダム・グランド著)を読んだ。

社会はGIVE&TAKEで成り立っている

人間の社会は、結局はGIVE&TAKE(ギブアンドテイク)で成り立っているが、その過程で、3つの思考と行動パターンをとる人がいるという本を読んだ。

人をGIVER(与える人)、MATCHER(バランスをとる人)、TAKER (受け取る人)の3パターンに分けている。

この本は、長期的視野に立てば、GIVER(与える人)がもっとも得をすると結論しているが、成功するGIVER(与える人)になるには条件があると言っている。

まず成功するGIVER(与える人)になるには、単に自己犠牲するだけではなく、与える相手の気持ちではなく、何を望んでいるかを考えろというのだ(他者志向性重視)

さらにまず他人に与える前に、自分が意義あると思えることや自分が楽しむことをして、自分に与えることも重要だと言っている。

ところで突然だが私の母は、まちがいなくGIVER(与える人)だったと思う。家族のためには自己犠牲をいとわない人だった。とても尊敬している。

しかし子供の私から見る母の人生の前半は、まったく楽しそうではなかったのだ。

母の人生の後半はソコソコ幸せだったと思うが、人間の性格は、幼少期に形成されるので、母の前半生を見て育った私は、GIVER(与える人)ではなく、今までMATCHER(バランスをとる人)的人生を歩んできた。

さらに日本の昔の女性達は、好むと好まないにかかわらずGIVER(与える人)を強制されていた感じがして、それがとても嫌で、GIVER(与える人)的な発言をする人に会うと、男でも女でも、私にもGIVER(与える人)になれと強要しているような気がして、全面的には信用できなかった。

しかし条件を満たせばGIVER(与える人)に、もっとも益・得・福・幸が与えられるならば、ぜひ私も母のようなGIVER(与える人)になりたいという願望もある。

このGIVE&TAKEという本は、その願望に示唆を与えてくれる良書であった。

GIVE&TAKEでアダム・グランドは、成功したGIVER(与える人)は、人助けが好きな一方で、自分の幸せに関しても欲張りであるとする。

一方失敗するGIVER(与える人)は、他人に尽くすために自分自身を傷つけてしまう。

成功するGIVER(与える人)になるためには、受け取るより多く与えても、決して自分の利益を見失わず、それを指針に、“いつ、どこで、どのように、誰に与えるか”を決めることができる人になることである。

自分自身を傷つけないポイントとは?

“人助けはまとめてやる”という方法が、勧められている。

毎日ちょっとずつ人助けをするのではなく、1週間に1回くらい、今日は人助けの日というのを決めて、その日に人助けしたほうが、GIVER(与える人)の幸福度が増すそうだ。

また完全なボランティアは、年間100時間、週に2時間くらいにしておくと、大きなパワーが得られ、疲労感が少ないとのこと。また自分が燃え尽きそうになった時は、人に助けを求められるのも重要なポイントである。

そしてGIVER(与える人)を悩ます3つの罠にはまらないためには、信用しすぎないために、愛想の良い悪いで人を判断しないようにする、つまり性格と信用は分けて考えること。

相手に共感しすぎないために、相手の気持ちを考えるのではなく、相手の考えていることを推察するようにすることが勧められている。

つまり相手の心ではなく頭のなかに注目してお互いのニーズを分析するのだ。また相手がTAKER (受け取る人)だと思ったら、MATCHER(バランスをとる人)になるように心がける。

TAKER (受け取る人)に対してMATCHER(バランスをとる人)としてどう対応するかだが、
“よい行いは決して忘れず、悪い行いはときどき大目に見るようにする。3回に2回は張り合うが、3回に1回は協力的な態度で応じる”
などの例が挙げられている。

さらに臆病になりすぎないためには、自分のためにではなく家族や同僚、後輩の代理人になったつもりで交渉するように勧められている。

またその人を助けることができる人間は、自分だけしかいないという思い込みを手放し、無理だと思ったら他の人を紹介する姿勢も大事であるとされていた。

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関口 由紀

関口 由紀

研究員番号: 1

神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本性機能学会認定専門医、日本排尿機能学会認定専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医、医学博士、経営学修士。 女性医療クリニックLUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。

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