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日本の夫婦はセックスレスが5割以上!

日本人を語る時に話題になりやすいセックスレスですが、太田先生の報告によると、パートナーのいる日本人女性7473人に行った2020年のインターネット調査では、40代で性的活動ありと答えた人は51.8%、50代では34%、60歳以上では18.7%でした。この数字ですが、40〜50代の女性に関しては、ヨーロッパの女性の20年前くらいの数字マイナス15%くらいです。

つまり、2000年くらいのヨーロッパでは40歳の女性は65%くらいセックスしていて、50代は50%くらいセックスしている感じです。

その当時は、ヨーロッパでも60歳以上でセックスしている人は20%くらいでした。

しかし、ヨーロッパの女性は20年前でもすでに90%くらいの人は閉経してもセックスしたいと言っており、それなのに50%くらいしかセックスできていないのがすごく問題になっていたのです。

それで、セックスできなくなる原因のトップである女性ホルモンの低下によるフェムゾーン(腟と外陰)の萎縮性変化を、老人性腟炎という名称からGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)と名称変更して、フェムゾーンのケアに関して医療的な積極介入が行われるようになりました。

一方日本では、セックスできないことを積極的に治療しましょうという意見はまだまだ少ないです。
セックスしたくない場合は、パートナーにNOとはっきり言いましょうという考えから脱していません。

セックスしたくない時はしたくないと言い、したい時はしたいと言う。

そういう基本的なところが、まだ達成されていないのが日本の女性のセックスの現状です。

その結果、日本では女性性機能障害でクリニックを訪れる女性の主訴は「セックスをする時痛い」ですが、世界的には女性の性機能障害の治療は、「セックスする気が起きない」という主訴に変わってきています。

セックスをする時痛いのも、セックスする気が起きないのも、どちらも医学的に治療可能です。

困っていたら女性泌尿器科や婦人科を受診してください。

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関口 由紀

関口 由紀

研究員番号: 1

神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本性機能学会認定専門医、日本排尿機能学会認定専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医、医学博士、経営学修士。 女性医療クリニックLUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。

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