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更年期に起こる生理不順|3か月に1回でも問題はない?

来ても来なくても、心配事になる生理ですが、だいたい初潮〜20歳くらいまでと、40歳〜閉経までは生理不順なのは普通です。

この時期は、卵巣機能が安定していないので、排卵が定期的に起こらないことが多く、その結果生理も不順なんです。

つまり生理が規則的なのは、20〜40歳くらいの、たった20年くらいなんです。

さらにその20年くらいの年齢の人の中でも、生理不順の人はたくさんいます。

卵巣の役割は、女性ホルモンをはじめとする性ホルモンを分泌することと、排卵することの2つです。

だいたい3ヶ月に1回くらい生理が来ていれば性ホルモンの分泌は保たれると言われています。

一方毎月生理のある人と、3ヶ月に1回しか生理のない人を比べると排卵の頻度は、3ヶ月の1回の人のほうが少なくなりますので、妊娠はしにくくなります。

それでここからが発見というか、医学の進歩だと思いますが、4〜5年前から低容量ピルで起こす生理の頻度は1ヶ月に1回から3ヶ月に1回に変わったんです。

これってすごくないですか?
この変化は、女性のQOL(生活の質)の向上にとても寄与していると思います。  

生理があんまりこないと、永久的な卵巣機能不全になる可能性があるし、子宮内膜癌の発生率も上がるとされてますので、16〜50歳くらいの間は、時々は生理がきたほうがいいですが、妊娠を希望しない時期は、生理は適当な頻度で来ていればよいんですよ。

一方生理の頻度が多いと貧血のリスク等が増えるので、治療が必要な場合が多いです。

生理が2週間に1回くらい来てしまって、さらにフラフラ・ドキドキ・イライラ・ダルダルする場合は、クリニックを受診しましょう。

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関口 由紀

関口 由紀

研究員番号: 1

神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本性機能学会認定専門医、日本排尿機能学会認定専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医、医学博士、経営学修士。 女性医療クリニックLUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。

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