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なぜ女性はむくみやすいのか?原因と対策をポイント解説!

「朝起きたら顔が腫れぼったい」「夕方になると靴がきつくなる」
このような経験はありませんか?

今回は、日常的に気になっている方も多い「むくみ」についてお話しします。

むくみとは?

むくみは、皮膚の下にある組織に余分な水分がたまった状態のことで「浮腫(ふしゅ)」とも呼ばれます。
下肢や手の指、顔などに生じやすく、むくんでいる部位は腫れぼったくなるのが一般的です。

なお体内の水分は重力の影響で下に流れていくため、膝から下のふくらはぎや足先がとくにむくみやすい部位といえるでしょう。

女性がむくみやすい理由

むくみの原因はさまざまですが、女性が男性よりもむくみやすい傾向にある理由には下記の要因が考えられます。

・筋肉量が少なく、血流が低下しやすい
・エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの影響

ちなみに、むくみを自覚している人の割合が男女でどのくらい異なるかは、我が国の調査でも報告されています。2022年の国民生活基礎調査では「足のむくみやだるさ」の有訴者率は男性18.4%だったのに対して、女性は43.2%でした。

むくみは男女差が大きいだけでなく、多くの女性が悩んでいる症状であることもわかりますね。

生活習慣が原因となるむくみの対策

生活習慣が原因で生じる、むくみの主な要因と対処法について紹介します。
むくみの原因は多種多様で、複数の要因が合わさって起こることもあるようです。

長時間の同じ姿勢

座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢を続けると、血流が悪くなりとくに下肢がむくみやすくなるでしょう。

・デスクワークが多い方:ときどき立ち上がって休憩する
・立ち仕事の方:こまめに膝を曲げ伸ばしする

このようにこまめに身体を動かすと、むくみ予防に役立ちます。

運動不足

運動不足は血流の低下だけでなく、筋肉量も減ってしまいむくみやすい身体になりがちです。
筋肉は加齢とともに低下しやすいので、ウォーキングやヨガなど早めに習慣化できるとよいでしょう。

アルコールや塩分の摂りすぎ

お酒の飲みすぎや塩分の摂りすぎも、むくみの要因となります。
「お酒を飲んだ翌日に顔がむくんでいた」という経験がある方も、いらっしゃるかもしれません。

顔がむくんでしまったら、ホットタオルを顔に当て血流を促すとむくみの改善が期待できます。

むくみを予防するには、お酒の量を減らしたり、アルコール度数が低めのお酒に変えたりするとよいですね。
また味の濃い料理は塩分が多く含まれる傾向にあるため、食べすぎないように心掛けましょう。

冷え

身体が冷えると血液の流れも滞りやすくなるため、むくみにつながることもあります。
シャワーで済ませず湯船に浸かったり、冷房の効いている部屋では1枚多く羽織ったりと、身体を温めましょう。

ストレス

過度なストレスにより自律神経が乱れると、水分の代謝がうまくいかなくなりむくみが生じやすくなります。
気分転換に散歩をする、温かい飲み物を楽しむなどご自身に合ったリフレッシュ方法を見つけられるとよいですね。

むくみの原因となる病気

むくみは生活習慣の影響だけでなく、病気や治療の影響によるものもあります。
持病のある方や服薬中の方にむくみが現れ、改善しなかったりむくみ以外の症状も現れたりしたときには主治医に相談すると安心です。

ここではむくみの原因となる代表的な病気について紹介しますので、参考にしてください。

全身に現れるもの

全身(身体の両側)にむくみが生じる原因の代表例は、次のとおりです。

・心臓病
・腎臓病
・肝臓病
・甲状腺の病気
・静脈の異常

身体の片側や一部に現れるもの

部分的なむくみが生じる原因は、下記のとおりです。

・リンパ管の異常
・静脈の異常
・やけどや外傷

まとめ

むくみは多くの女性が抱える悩みですが、ご自身の要因に合わせて対処すれば改善が可能です。
一方でむくみが何日も続く場合や、むくみ以外の症状もある場合には医療機関を受診してください。

むくみによる不快な症状に悩むことが減り、すっきりとした日々を過ごせるよう、まずは生活を見直してみましょう。

参考文献
健康長寿ネット 浮腫
厚生労働省 2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況
J-Stage 成人女性における下肢のむくみと月経周期の関連

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