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痛くない乳がん検診を徹底解説【エコー編】

「乳がん検診=痛い」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。
実は、乳がん検診には痛みを伴わない検査方法も存在します。

そこで今回は、痛くない乳がん検診「エコー」について解説していきます。

エコーを使った乳がん検診は痛くない

乳がん検診の方法には、主に「マンモグラフィ」や「エコー」があります。

その中でも特に痛いと言われるのはマンモグラフィ。
マンモグラフィは乳房専用のレントゲンのことで、乳房を板に挟んで圧迫しながら撮影を行うため、痛みが伴いやすい検査です。

一方、エコー検査は超音波のはね返りを利用して画像を作り出す検査方法。
乳房の上にゼリーを塗って機械をすべらせるだけなので、痛みはほとんどありません。

エコーで乳がん検診を受けるメリット・デメリット

エコーでの乳がん検診は、全ての方に適しているわけではありません。
以下で痛み以外のメリットや、デメリットを確認していきましょう。

メリット

①被ばくしない
エコーでは放射線を使用しないので、被ばくの心配はありません。
そのため妊娠中や妊娠の可能性がある方でも受けることが可能です。

②検査結果が乳腺量に左右されにくい
乳がん検診で一般的なマンモグラフィは、乳腺量の影響を受けやすい検査です。
特に乳腺の量が多い方は、しこりや石灰化などを見つけにくいと言われています。

それに対して、エコーは乳腺量に左右されにくい検査です。
そのため元々乳腺の量が多い日本人や、若年層の方にも適しています。

デメリット

①検査結果が技師のスキルに左右される
エコーは検査技師が手で機械を動かしながら、画像を作り出す検査です。
よって検査技師のスキルによって、得られる検査結果も変化します。

近年は技師のスキルに影響されないエコー検査(乳房を自動でスキャンするものや、ベッドに開いた穴に乳房を入れて撮影するものなど)もありますが、導入施設は限られているのが現状です。

②石灰化を見つけにくい
乳がんでは、乳腺内にカルシウムが沈着した「石灰化」が発生するケースがあります。
石灰化は小さく散在している場合もあるため、エコーで見つけるのは簡単ではありません。
石灰化の表出は、マンモグラフィの方が得意です。

③乳がん検診での有効性が明らかになっていない
現在、乳がん検診における死亡率減少効果の有効性が明らかになっているのは、マンモグラフィ検査のみです。エコー検査の有効性は未だデータがなく、研究段階と言えます。

ご自身に適した乳がん検診を受けましょう

40〜50代で乳がんにかかる方が多いため、現在の日本では、40歳以上の女性に2年に1度のマンモグラフィ検査が推奨されています。

しかし20〜30代の若い世代でも、乳がんにかかる可能性があるのが事実。

したがってエコー検査などを上手く活用しながら、年代を問わず定期的に乳がん検診を受けることが大切です。

またマンモグラフィ検査やエコー検査には、それぞれに得手不得手があります。

12人に一人の女性が乳がんになる時代です。公的検診は、国家がもっともで効率よく乳がんの患者をみつけだし、国家として損失を最小限に食い止めるための検診です。

個々の女性が、できるだけ早期に乳がんを発見したいのであれば、40歳以上の場合は、なるべくマンモグラフィー&超音波検査の年に1回の同時検診を受けることをお勧めします。

お悩みの場合は主治医や専門医に相談してみましょう。

参考文献
独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター「有効性評価に基づく乳がん検診ガイドライン2013年度版」

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松岡 彩乃

松岡 彩乃

研究員番号: 3

女性特有の心身の悩みに向き合うフリーライター。 産婦人科・乳腺外科などへの医療機器販売を経験し、女性の暮らしを豊かにするアイテムに精通。 ライフスタイルや美容・コスメなど、執筆内容は多岐にわたる。

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