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GSMと骨盤底障害②

各ステージにおける気を付けるべき症状

骨盤底の障害部位で、排泄のトラブルの症状は違う。(インテグラル理論)

骨盤底のトラブルによる疾患の総称が、骨盤底障害です。骨盤底は、妊娠・出産・加齢・閉経・生活習慣等で痛みます。

この骨盤底障害の症状を説明する理論の一つが、P.P.PETROSが唱えたインテグラル理論です。
この理論では、骨盤底を前方・中央・後方に分けて、解剖学的異常と症状を考えます。

前方が損傷すると尿道がたれさがる尿道瘤になります。症状は、咳やくしゃみで尿モレする腹圧性尿失禁や、運動した時に便失禁が起こるとされます。
中央部が損傷すると膀胱が腟の中にたれてくる膀胱瘤になります。症状は、排尿困難や、頻尿・尿意切迫等が起こります。
後方が損傷すると子宮脱・小腸瘤・腟脱などになり、中央部が損傷した時に起こる症状に加えて夜間頻尿や骨盤痛が起こります。

治療は、まずは骨盤底トレーニングです。効果がない場合はレーザー治療や、ポリプロピレンテープを移植する手術を行います。

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関口 由紀

関口 由紀

研究員番号: 1

神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本性機能学会認定専門医、日本排尿機能学会認定専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医、医学博士、経営学修士。 女性医療クリニックLUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。

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