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「プレコンセプションケア」を知っていますか?―未来の自分のためにできること―

「プレコンセプションケア」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

近年よく目にするようになったこの言葉は「妊娠に向けて、その前から健康管理を行おう」といった趣旨を持ちます。
実は、妊娠を希望する方以外の全ての方にとって大切な考え方です。
この記事では、そんなプレコンセプションケアとはどのようなものか、実際どのように取り組むのかをご紹介します。

プレコンセプションケアとは

プレコンセプションケアとは、大まかに言うと「プレ=~の前の」「コンセプション=懐妊・受胎」、つまり「妊娠前の健康管理」です。

WHOは、「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と定義しています。
自分自身の健康について今一度考え、将来の妊娠・出産に向けて準備することです。
現在、東京都をはじめとした各自治体で推進されています。

「プレコンセプションケア」は、もともと母子ともに安全に出産を迎えることを目的とした取り組みですが、妊娠を意識した女性だけでなく、全ての女性やカップルにとって大切です。

「健康な妊娠は健康な身体から」という意識に基づいた活動は、自分の身体を大切にする習慣を身につけ、将来の健康、さらに幸せな人生につながっていくでしょう。

具体的に何をするの?プレコンセプションケアで行う健康管理

では、実際にどのようなことを行えばいいのでしょうか。
日常生活に取り入れやすいものから具体的にご紹介します。

①生活習慣の見直し

極端な体重増加や減少は、ホルモンバランスに悪影響を及ぼして妊娠しにくい状態を招く可能性があります。
適切な運動と、バランスの取れた食事を心がけましょう。

②ストレスマネジメント

常にストレスにさらされているとホルモンバランスの乱れにつながるため、排卵や月経周期などに影響を及ぼす可能性があります。
日々の生活の中で行える、自分なりのリラックス方法を見つけることが大切です。

③睡眠の確保

睡眠不足は体の免疫力やホルモンバランスを乱します。
1日7~8時間の質の良い睡眠をとれるようにしましょう。

④栄養バランスの意識

妊娠を希望する女性は、特に葉酸を意識して摂取しましょう。
栄養バランスがいい食生活を心がけると、自然と体重管理もできてきます。

⑤かかりつけの婦人科を持つ

月経の異常などを気軽に相談できるように、かかりつけの婦人科を持ちましょう。
放置すると妊娠しにくくなる病気が隠れている場合もあります。
子宮頸がん検診の受診も大切です。

パートナーとも共有することが大切

妊娠や出産は、女性だけの問題ではありません。
男性の健康状態も大きく関わるため、パートナーも一緒にプレコンセプションケアに取り組みましょう。
先ほどご紹介した内容も一緒に取り組めますが、男性ならではのプレコンセプションケアをご紹介します。

①共通の目標意識を持つ

パートナー同士で健康意識を共有することは、妊娠の希望に関係なく、信頼関係を深める良い機会です。
一緒に健康的な生活習慣を取り入れたり食事を見直したりすることで、より絆が深められるでしょう。

②精子の質の向上

精子の質は妊娠しやすさに直接関係します。
禁煙や適量の飲酒、健康的な食事など、精子の質を向上させると言われている活動に取り組みましょう。

③生活習慣病などの健康チェック

糖尿病、高血圧、肥満などは精子の質にも影響します。
健康診断も利用しながら早期発見・早期の管理を心がけましょう。

まとめ

プレコンセプションケアをきっかけに改めて自分自身の健康に向き合って、パートナーと協力しながらより良い生活を築いていきましょう。
小さな一歩でも、積み重ねれば大きな未来につながります。
思い立ったら始められることもたくさんあります。
できそうなものから、ぜひ取り入れてみてください。

参考:
スマート・ライフ・プロジェクト
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/event/womens_health/2021/lecture2
国立成育医療研究センター 女性の総合医療センター
https://www.ncchd.go.jp/

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