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恋愛感情を左右する女性ホルモンとは? ―ホルモンを味方に、もっと楽しく恋をしよう―

恋をすると世界が明るく見えたり、些細な一言に落ち込んでしまったり…

恋愛している間は感情の揺れ幅が大きくなりがちですが、実は私たちの体の中で分泌される「ホルモン」が大きく関係しています。

今回は、恋愛とホルモンの関係についてお話します。

恋愛とホルモンの意外な関係

恋をするとドキドキするのは、気のせいではありません。
私たちの感情や行動には、脳内や体内で分泌されるホルモンが深く関与しています。
特に恋愛と関係の深いホルモンには、以下のようなものがあります。

1.エストロゲン

エストロゲンは、いわゆる「女性らしさ」を司るホルモンです。
肌や髪のツヤを保ち、自律神経や感情の安定にも関与します。
異性への関心や性的な魅力を高める作用もあるため、恋愛モードにスイッチを入れる役割があると持言えるでしょう。
エストロゲンの分泌量は生理周期によって変動し、排卵前にピークを迎えます。この時期は「恋をしやすくなる」「モテ期」と言われることもあります。

2.ドーパミン

ドーパミン「嬉しい」「楽しい」「ワクワクする」感情を生み出す神経伝達物質です。
恋の始まりや駆け引きをしている時など、相手にドキドキする瞬間に多く分泌されます。
ドーパミンは報酬系ホルモンとも呼ばれ、「好きな人からLINEが来ると嬉しい」「会えたら一日中嬉しくなる」といった高揚感の源になります。

3.オキシトシン

オキシトシンは、スキンシップやハグ、深い信頼関係によって分泌されます。
「愛情ホルモン」とも呼ばれ、安らぎを与えるホルモンです。
恋愛初期のドキドキ期が過ぎ、信頼関係が築かれるにつれてオキシトシンの分泌が増え、穏やかな愛情や安心感へと移行していきます。

4.バソプレシン

体の水分量を調整する働きがあるバソプレシンですが、オキシトシンと一緒に働くと恋愛にも関わることがわかってきました。
ドーパミンと相互に作用しながら忠誠心や愛着、パートナーと親密な長期的な関係を気付く役目があるとされています。

恋愛中にありがち!感情のジェットコースター、その正体は?

恋愛中、「急に不安になる」「些細なことで涙が出る」など、感情の波が激しくなることがありますよね。
これはホルモンバランスの変化が影響している場合もあります。

例えば、生理前の黄体期にはエストロゲンが減少し、感情が不安定になりやすい時期。
PMSなどで気持ちが落ち込みがちになる方もいるのではないでしょうか。

普段は気にならない言葉にも過敏に反応してしまったり、自己肯定感が下がってしまったりこともあります。
また、ドーパミンやオキシトシンのバランスが崩れることで、「会えないと不安」「連絡が来ないと落ち着かない」など、恋愛依存的な思考にもつながりかねません。

ホルモンバランスを整えて、恋愛をもっと楽しむ方法

恋愛を今以上に楽しむためには、ホルモンの働きと自分の体を理解し、心と体を整えることが大切です。

1.月経周期を把握する

ホルモンの波を見える化することで、月経前など「今日は感情的になりやすい日かも」「自分に優しくしてあげよう」と、自分自身をケアできるようになります。
専用アプリの活用がおすすめです。

2.ストレスをためない

ストレスは、ホルモン分泌を大きく乱します。
深呼吸、軽い運動、趣味の時間をとるといったことでホルモンのバランスを保ちやすくなります。

3.生活習慣を整える

ホルモンの分泌を正常に行うためには、生活習慣を整えることが大切です。
バランスの良い食事、適度な運動、睡眠時間の確保を心がけましょう。

恋愛感情とホルモン:脳内メカニズムの観点から

恋愛感情の形成には、ホルモンと神経伝達物質が脳内で深く関わっています。
特に、報酬系と呼ばれる脳の領域では、恋愛初期に多量のドーパミンが分泌され、快感や動機付けが強化されます。
また、オキシトシンとバソプレシンは情動処理に関わる領域に作用して、愛着行動やパートナーとの信頼感を深めるとされています。
エストロゲンはこれらの神経系の感受性を高めるため、女性の脳で恋愛感情の形成をよりダイナミックにします。

このように、恋愛に関わるホルモンはどれか一種類が作用するのではありません。
脳の構造と機能に影響を及ぼしながら、複雑な感情や行動の変化を引き起こしているのです。

自分のホルモンを味方にする恋愛を

恋愛で感情が揺れ動く分、自分自身を深く知るきっかけにもなります。
その揺れを「私はダメだ」と責めるのではなく、「ホルモンがそうさせてるのかも」と少しだけ客観視してみることで、心がふっと軽くなる瞬間があるはずです。

ホルモンを味方につけよう

自分の体の仕組みを知ることで、恋愛はもっと自由に、心地よく楽しめるものになるでしょう。
恋愛に夢中になるあまり、自分を見失ってしまうこともあるかもしれません。
でも、心と体の仕組みを理解していれば、客観的に自分をみて落ち着きを取り戻せるようです。

参考文献
Lust, attraction, and attachment in mammalian reproduction
https://link.springer.com/article/10.1007/s12110-998-1010-5
The Science of Romantic Love: Distinct Evolutionary, Neural, and Hormonal Characteristics
https://digitalcommons.cwu.edu/ijurca/vol7/iss1/6/
Decoding the Neurobiology of Romantic Love: Mechanisms of Attachment, Desire and Emotional Bonding
https://www.ijsrtjournal.com/article/Decoding+the+Neurobiology+of+Romantic+Love+Mechanisms+of+Attachment+Desire+and+Emotional+Bonding

日本産科婦人科学会 更年期障害
https://www.jsog.or.jp/citizen/5717/

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