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若い痩せ型女性は糖尿病になる可能性が高い!?気を付けたいポイントを紹介

糖尿病と聞くと「太っている人がかかりやすい病気」とイメージする方が多いかもしれません。もちろん肥満は糖尿病の発症リスクを高めますが、実は痩せも肥満と同等に糖尿病にかかりやすいのです。

そこで今回は、痩せと糖尿病の関係について解説します。「痩せていれば病気にならない」と思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも糖尿病とは?

糖尿病とは、インスリン(血糖値を下げるホルモン)が十分に働かなくなり、血糖値の高い状態が続く病気のことです。なお、血糖値とは血液中のブドウ糖濃度を示す値です。

血糖値は食事などの影響により変動しますが、健康な方では一定の範囲にコントロールされています。一方で糖尿病の場合には、必要以上に血糖値が高くなってしまうのです。

そんな糖尿病にはいくつかの種類が存在し、代表的なものとして「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があります。
・1型糖尿病:自己免疫疾患などが原因で、インスリンがほとんど分泌されない状態
・2型糖尿病:遺伝や生活習慣などの影響で、インスリンの分泌が低下したり、効きが悪くなったりした状態

なかでも痩せ型女性がとくに注意したいのは、2型糖尿病です。

痩せている人は糖尿病予備軍の割合が高い

18~29歳を対象とした研究で、BMI18.5kg/㎡未満の痩せ型女性は、標準体重の方と比べて耐糖能異常の割合が約7倍も高いとの報告がありました。耐糖能異常は「糖尿病予備軍」とも呼ばれ、血糖値のコントロールがうまくできていない状態のことです。

痩せ型の若い女性が耐糖能異常を示す原因の1つに、インスリンの効きが悪くなっていることが挙げられます。インスリンの効きが悪いと、食後に異常な高血糖を起こしやすく、血糖値のコントロールがうまくできなくなるのです。

なお痩せ型の若い女性は、食事量と運動量が少ない「エネルギー低回転タイプ」のケースが多く、この場合は筋肉量も少ないです。実のところ、筋肉にはブドウ糖を貯蔵する役割もあります。そのため、筋肉量が少ないと筋肉に取り込まれるブドウ糖が減るため、血糖値は高くなるのです。

痩せ型女性の糖尿病対策

痩せ型女性の糖尿病対策として重要なことは、インスリンがうまく働くようにすることです。そこでここからは、インスリンの効きを改善するための運動と食事について紹介します。

運動を習慣化する

インスリンの効きを改善するには、適度な運動が大切です。運動には有酸素運動と筋力トレーニングの2種類があり、併用することで効果はより高まります。

【有酸素運動】
・ウォーキングやジョギング、水泳など
・ラク~ややきついと感じる程度の強度で行う
・1回20~60分、週3~5回できるとよい

【筋力トレーニング】
・お腹周りや胸、背中、足など大きな筋肉を鍛えるのがオススメ
・軽い~ややきついと感じる程度の強度で行う
・1セット10~15回を1日1~3セット、週2~3回できるとよい

そうはいっても運動習慣のなかった方が、いきなりたくさんの時間を確保するのは大変かもしれません。外出ついでにたくさん歩く、入浴前にスクワットをするなど、日常の中に組み込むと続けやすくなりますね。

食事バランスを整える

高脂質の食事は、インスリンの効きを悪くすると考えられています。瘦せ型の若い女性は、糖質の摂取が少なく、脂質を多く摂っている傾向にあるため、食事を改善することも糖尿病対策となるでしょう。

洋菓子や高脂肪ドリンクなどの嗜好品、和食より洋食といった食生活は脂質の摂りすぎにつながります。間食を選ぶときや外食する際は、カロリーだけでなく脂質の量にも注目できるとよいですね。

まとめ

肥満だけでなく、痩せも糖尿病になりやすいことを、おわかりいただけましたでしょうか?

痩せ型女性は、しっかり運動して、バランスのよい食事を十分に摂ることが糖尿病対策につながります。ぜひ一度、ご自身の生活を見直してみましょう。

参考文献
厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト 痩せ体型でリスクが2倍!知っておきたい痩せメタボ
順天堂大学 食後高血糖となる耐糖能異常が痩せた若年女性に多いことが明らかに
スポーツ庁Web広報マガジン 「痩せていれば病気にならない」は誤解!? 女性の大敵「痩せ」「運動不足」のリスクと解決策【前編】
厚生労働省 2型糖尿病の人を対象にした運動プログラム

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