「かかりつけ医」というと風邪を引いた時にかかる内科を想像しがちですが、実際には診療科の定義はありません。あらゆる年齢において、生理や妊娠・出産など体調の変化が多い婦人科の分野でも、かかりつけ医がいると安心です。
今回は、かかりつけの婦人科をもつことの大切さについてお伝えします。
かかりつけ医をもつメリット
私たちは、厚生労働省を通じて「かかりつけ医」をもつことをすすめられています。
厚生労働省によると、「かかりつけ医」とは「健康に関することをなんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」のことです。
引用:上手な医療のかかりかた.jp
婦人科に限らず、健康について相談できる医師がいるのは安心できるでしょう。厚生労働省もかかりつけ医をもつことを推進しています。
かかりつけ医をもつ具体的なメリットには、以下のようなものがあります。
① 日頃の健康状態を知っていてもらえる
普段の状態を知っていれば、早めに体調の変化に気が付きやすくなります。すぐに対処した方がいいのか、様子を見てもいいのか、といった判断が的確に行われやすいでしょう。また、かかった病気やアレルギーなども把握してもらえば継続的な診察が可受けられます。
② 信頼関係があるので些細なことも相談しやすい
婦人科のトラブルにはデリケートな悩みも多くあります。日頃から信頼関係を築いているかかりつけ医なら、言いにくいことも比較的相談しやすいのではないでしょうか。
③ 必要に応じて適切な医療機関を紹介してくれる
もし大きな病院を受診する必要があれば、紹介状を作成して連携をとれる体勢が整っています。どの病院にかかればいいかわからない、といった場合も病院を選ぶにあたってアドバイスをしてもらえるでしょう。
かかりつけの婦人科を受診するタイミングは?
続けて、どのような時にかかりつけ医を受診するといいのかご紹介します。
① 定期健診
20歳以上になると、自治体から2年に1回のペースで子宮頸がんの定期検診のお知らせが届きます。特に自覚症状がない場合でも受診するようにしましょう。
その他、経過観察をするように指示されている場合などは指示されたペースで定期的な診察を受けましょう。
② いつもと体調が違うと感じた時
生理不順、下腹部の痛み、不正出血など婦人科に関わるトラブルが起きた時は、なるべく早めに受診しましょう。
継続して受診していると、それまでのトラブルや子宮・卵巣の様子も把握してもらえます。異変があった場合に早期発見・早期治療につなげやすくなる、ということです。
かかりつけ婦人科の選び方
では、かかりつけの婦人科はどのように選べばいいのでしょうか?ポイントをいくつかご紹介しますので、ご参考になさってください。
① 受診しやすい
自宅や職場などから通いやすい場所をおすすめします。いざ受診しようと思った時に面倒になってしまうと、つい受診を先延ばしにしてしまう可能性があるためです。
そのほか、夜の時間帯や土日診療をしている・WEB予約が可能な医療機関なども受診しやすい環境と言えるでしょう。
② 信頼できる医師がいる
特に婦人科は、診察の内容がデリケートになりがちです。コミュニケーションが取りやすい、話しやすいと感じる医師を「かかりつけ医」とすると、小さな不安も相談しやすいのではないでしょうか。
まとめ
「かかりつけ医」とは、内科に限らず健康相談をしやすく、信頼できる医師のことを言います。女性にとってはライフステージごとに体調の変化が多いため、婦人科のかかりつけ医をもつことは大切です。ぜひ日頃から相談しやすい婦人科を見つけ、定期検診などの健康チェックを行えるようにしましょう。
